山鳥坂ダムブログ

大洲-肱川-いもたき-初煮会

平成29年8月30日

調査設計課 井上(ひろ)です。


8月25日(金)の夕方に肱川の如法寺河原で開催された「いもたき初煮会」に参加してきました。

当日は、思ったよりも蒸し暑くなく、大洲・肱川の風物詩である「いもたき」を快適に堪能することができました。

初煮会のステージでは、大洲臥龍太鼓保存会の太鼓の熱演や二人組の女性シンガーによるギター演奏での懐かしの歌謡曲の熱唱がありました。


さて、肝心のいもたきです。

大洲市内にあるいもたき組合の登録店に予約をすると、ゴザとお弁当と主役のいもたきを河原に準備してくれます。

鍋は昭和な感じがたっぷりする黄銅色の両手鍋。

私はこの鍋が個人的に大好きで、ゴールデンウィークに趣味でやっているキャンプにもMY両手鍋におでんを大量に作っている代物です。

中身の話に戻しましょう。 いもたきのスープはあっさりとした醤油ベースです。

具材には油揚げ・芋茎(この地方ではツイモ)・こんにゃく・椎茸・鶏肉、そして、主役の里芋です。

大洲の地元の人から教えていただきましたが、里芋は大洲産とほかの産地ものでは全然違うと言うことです。何が?それは、煮崩れしにくい事。だそうです。

「大洲産の里芋は長時間煮込んでも煮崩れしにくく、しっかりと形をキープしたまま煮込める!」ということです。

確かに、今年のいもたきも写真のとおり、長時間煮込んでいるのに煮崩れほぼゼロです!美味しくいただきました。

個人的に、最後の締めで冷凍の讃岐うどんを入れて楽しめば最高では? と思いました。


あと、地元の商工会議所青年部が屋台を出して収益事業に取り組んでいました。

ジュースや唐揚げ、冷やしパイナップル、かき氷を一生懸命販売されていました。


大洲―肱川の優雅さを楽しめた夜となりました。地域に密着した肱川に関わる仕事ができて誇りに感じています。

これからも肱川流域のために地元の人たちに負けない熱い気持ちでがんばりたいと思います。

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