山鳥坂ダムブログ

「ようこそ、神楽の里へ」

平成29年8月23日

総務課の西岡です。


8月13日(日)、岩谷地区で恒例の「 山鳥坂鎮縄神楽 ( やまとさかしめかぐら ) 」が行われました。 この神楽は、愛媛県無形民俗文化財に指定されており、岩谷地区の地元の方達が中心となっての恒例行事となっています。

また、昨年は、諸事情により行うことが出来ませんでしたが、記念すべき20回目の開催となった今回は、準備も例年以上に精力的に行われました。

神楽の前に、神事がとりおこなわれました。

松明の明かりの下、「清祓い」「御前(盆の舞)」と次々と舞われ、観客は幽玄の世界に酔いしれます。

続いて、「 大蛇 ( おろち ) 退治の舞」がはじまります。

山中より出現した長さ45mの大蛇に、観客の目は釘付けです。

大蛇が退治され、舞が終わると、大喝采でした。


なお、盆の舞の後には一宮グループ神野さんによる「岩谷小学校校歌」「故郷」等々の曲目がフルートで演奏され、その音色は会場内に響きわたりました。

当事務所でも関係機関の協力の下、夜神楽開催にあわせて開催した「森と水を考える交流会」では、パネル展示や、河辺川に棲む小さな魚や貝とふれあえるコーナーを開設し、好評をいただきました。

フィナーレには餅まきが盛大に行われ、第20回「山鳥坂鎮縄神楽」は終わりました。

岩谷地区の皆様が大切に守り続けてこられた「山鳥坂鎮縄神楽」が今後も、末永く受け継がれていくことを祈りながら帰途につきました。

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