山鳥坂ダムブログ

「山鳥坂夜神楽の準備・清掃活動」に参加しました。

平成29年8月4日

山鳥坂ダム工事事務所の外山です。


7月29日(土)、山鳥坂夜神楽の恒例行事である事前の準備・清掃活動に参加しました。

朝7時50分頃に到着したときにはすでにたくさんの方が集まり、準備や清掃が始まっていたので、私はまず草引きを始めました。

毎年8月13日に岩谷地区で開催されるこの山鳥坂夜神楽は、「 山鳥坂鎮縄神楽 ( やまとさかしめかぐら ) 」として愛媛県の無形民俗文化財にも指定されており、伝統ある地域の一大行事となっております。

当日は晴天に恵まれ、気持ちのよい朝日が岩谷の地を照らしてくれていましたが、すでに気温は高く、日陰にいても汗がにじんでくるような暑さで、時間とともに厳しい作業条件となっていきました。

皆さん、それぞれの持ち場で、大粒の汗を流しながら、草刈り機による除草や手作業による草引き、刈草の収集運搬などを行いました。

夜神楽のメインイベントで山から下りてくる 大蛇 ( おろち ) があり、45mにもなる大きな大蛇を吊り下げるためのワイヤーロープの設置作業を地域の方たちが主体で準備していました。

高さ10m以上にもなるスギの木を登って枝切りをしたり、高い鋼製柱にワイヤーロープを設置したりと地域の方が慣れた手つきで作業しているのを見て、私のような素人では到底できないなと感心した次第です。

一息ついた頃、昼食タイムとなりました。 清掃には約60名の方が参加しましたが、地元を含めた女性の方々には人数分の食事を用意していただき、旬の野菜の天ぷらやちらし寿司など、心のこもった手作りの料理をおいしく食べさせていただきました。

午後から、地元の方たちは残った準備等を引き続き行う予定とお聞きしましたが、私たちは清掃が一通り完了したこともあり一足早く帰宅させていただきました。


この山鳥坂夜神楽の会場(旧岩谷小学校)へは、清流の里ひじかわ道の駅から少し上流にある大きな赤い鳥居をすぎてすぐの信号のある交差点を左折し、鹿野川大橋を渡ってそのまま県道55号を20分ほど行くと到着します。

今年は20回目の記念開催で、いつもと違ったイベントも準備しているとのことです。

8月13日の夜、この伝統ある夜神楽にご家族と一緒に参加してみてはいかがですか!


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