山鳥坂ダムブログ

「グラウンドゴルフ」に参加してきました

平成29年6月23日

4月から当事務所でお世話になっております、調査設計課の片山です。

よろしくお願いいたします。


6月6日(火)、大洲市高砂運動場で行われた、第25回肱川グラウンドゴルフ大会に参加させていただきました。

私はゴルフの経験もなく、もちろんルールも全く知らず、ましてや「グラウンドゴルフ」も初めて耳にしたので、どういった競技なのか少し調べてから当日を迎えました。

グラウンドゴルフとは、鳥取県 泊村 ( とまりそん ) (現: 湯梨浜町 ( ゆりはまちょう ) )の教育委員会を中心に、学識経験者による専門委員会や、村内の老人クラブ連合と体育指導員の皆さんといった、たくさんの方々の協力のもと、国の生涯スポーツ活動推進事業の一環として、昭和57年に新スポーツとして開発されたそうです。

時間・場所・人数の制限なく「いつでも」「どこでも」「だれでも」をテーマに、ゴルフ場にわざわざ行かなくても、地域にある身近な学校の運動場(グラウンド)、河川敷、公園、庭など…どこでも自由にコースを決められ、ルールがとても簡単で、小さなお子さんからお年寄りの方まで、全ての年代の方々が楽しくプレーすることができるファミリースポーツとなりました。

開発から1年が過ぎた昭和58年7月には、泊村、鳥取県、日本グラウンド・ゴルフ協会が発足し、現在は国内だけでなく海外にまで広く普及しているそうです。

ゴルフのイメージが、難しく細やかな技術を要するハードルの高いスポーツだったので、「ゴルフ」の名前が付いている「グラウンドゴルフ」も初めは少し抵抗がありました。ルールや成り立ちを調べていくと抵抗もなくなり、本番ではとても楽しむことができました。

参加者の皆さんからの楽しそうな笑い声も、あちらこちらで絶えず響いていました。

ちなみに、この日の参加者(71名)の中で、最高齢は92歳の方だったそうです。

年齢を全く感じさせない、生き生きとしたお姿には「すごいなぁ…」と思わず言葉が出てしまいました。

発祥の地が 泊村 ( とまりそん ) であることを後世に残すため『ホールポストの中にボールが静止した状態をトマリという』とルールに表記されているそうで、山ダムチームでもホールポストにボールが当たり「カン!」と金属音が鳴るたび、「ナイス トマリ!」とお互いに声を掛け合いながらとても楽しんでプレーすることができました。

山ダムチームとして入賞はできませんでしたが、個人で「飛び賞」「ホールインワン賞」の2つを森田技官が受賞しました。

他にも8名の参加者の方がホールインワン賞を受賞されていました。

小さな村から生まれた「グラウンドゴルフ」は大勢の人を笑顔にする、幅広い世代に愛される素敵なスポーツだと感じました。

今回の大会を運営していただいた、大洲市肱川公民館さま、肱川支部老人クラブ連合会さま参加させていただきありがとうございました。

参加された皆さま、お疲れさまでした。

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