山鳥坂ダムブログ
「鹿野川ダム 巨大放流管の搬入作業の限定公開イベント」を開催しました
2015年3月6日
工務課の原田です。
3月3日(火)ダム改造事業の見学会を開催しました。
あいにく、雨の中での見学会となりましたが、地域の住民の皆様のほか、複数の新聞社の方にも取材にお越しいただきました。
この日のメインは、洪水吐トンネルの下流側に設置される直径11.5m、全長90mの鋼製放流管の搬入作業でした。
トンネルの外のヤードで15mに接合された放流管を油圧ジャッキによりトンネル内に押し込みます。
放流管の重さは約150トンもあり、1時間で10mずつ進んでいきます。
続いて、呑口側14mを残して完成しているトンネル内部にも入っていただきました。
参加の方々からは、「とても巨大なトンネルで迫力があった。」「普段なかなか見られないものなのでよかった。」 「このような機会があればまた来たい。」などの声をいただきました。
また、今回の見学会は、鋼製放流管の搬入作業をメインとして洪水吐トンネルの下流側で行いましたので、「他の箇所の工事の様子も見たい」との声もいただきました。
今後もこのような見学会を開催していきたいと思います。予定が決まれば随時ホームページ等でご案内しますのでご期待ください。