


平成27年12月の国連総会において、11月5日が「世界津波の日」として制定されました。制定後初の大規模津波防災訓練となる今回は、留学生など外国人の訓練参加、在京大使館による視察、 「世界津波の日」に関する広報展示などを行います。25日・26日に実施予定の「世界津波の日」高校生サミット参加者からの決意表明も予定しています。

第3回 国連防災世界会議
出典:外務省HP「世界津波の日パンフレット」
11月5日を指定することは、津波から多くの命を救った有名な逸話「稲むらの火」に由来します。これは、安政元年(1854年)11月5日に起きた安政南海大地震の際、伝統的知識から津波を察知した一人の村人(濱口梧陵)が、自らの稲束(稲むら)に火をつけ多くの村人を高台に避難させ、命を救ったという話です。この村人は、その後、堤防の建設にも取組み、その後の津波災害から村人の命を守りました。

稲束(稲むら)に火をつける濱口梧陵
出典:外務省HP「世界津波の日パンフレット」

大規模津波防災総合訓練は、平成16年12月26日に発生した「スマトラ沖地震(インド洋地震)」の津波災害をきっかけに始まり、平成17年度より全国で毎年一箇所実施しており、平成28年度は四国(高知)で開催します(平成27年度は北陸(新潟)で実施しました)。
地震による大規模津波の被害軽減を目指すとともに、津波に対する知識の普及・啓発を図ることを目的に、国土交通省、自衛隊、消防、警察等の多くの防災機関が参加し広域的かつ実践的な訓練を行います。また、降雨体験装置等の体験コーナーや防災広報展示もあわせて行います。

2016年11月05日
本日、予定通り訓練を実施します。訓練開始は午前9:00です。
2016年11月01日
2016年10月04日
2016年10月04日
天候などの理由により中止する場合は当日朝6時に当HPでお知らせします。
2016年10月04日
ホームページを公開しました。