川の生き物体験館
  吉野川の生き物図鑑
 
  底生動物
  吉野川の底生動物
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  汽水域
希少種
吉野川の底生動物(指標生物)
 
 
  底生動物は、川の水がきれいな場所と汚れた場所では、生息している種類が異なります。そこで、生息している底生動物を調査することで、一つの川のどの場所がどのくらいきれいなのかを判断するための目安にもなります。底生動物の中でおもな30種類を、その目安とする「指標生物」として定めています。全国の河川では、定期的に指標生物を採集して、水のきれいさを調査しています。この調査では、水のきれいさを「きれいな水」「少し汚い水」「汚い水」「大変汚い水」の4段階に分けて、確認できた生物を目安に判定するのです。平成12年度に吉野川の上流から下流までの5カ所で行なわれた調査では、すべての場所で「きれいな水」との総合判定になりました。なお、「きれいな水」と判定された場所でも汚い水の指標生物は確認されます。これは、汚い水で生きることができる生物は、当然きれいな水でも生きることができるからです。
 
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