全長50cm~1m
体は細長く丸い棒状で、表面は粘液におおわれてヌルヌルしています。腹びれがなく、背びれと尾びれとしりびれがつながっています。体の色は、背中側は黒っぽく、お腹側は白色で成長にともなって黄色味が増してきます。顔は、下アゴが上アゴより前に出ています。
川の上流から河口まで、幅広い場所ですむことができます。
かなりの肉食。エビやカニ、貝、昆虫などのほか、大きな動物の死肉まで食べるそうです。
日本の南東約2,000km、マリアナ諸島近くの海で生まれたウナギの赤ちゃんは、海流に流されながら大きくなり、冬に日本や台湾などの河口にシラスウナギとしてたどり着きます。その後、川をのぼりながら成長し、5~10年、川で暮らした後、秋に川を下って海に出て、産卵のために生まれた場所へと帰っていきます。
かば焼きは言うまでもない。
が、おんちゃんは白焼きをわさび醤油で。うんと(とても)冷えた土佐酒と一緒にやると、こりゃあ、たまらん!!でも、高級品やけん、財布に金がたまらん!
ウナギの素人料理は危険です。実は、ウナギの血液にはイクシオヘモトキシンという神経性の毒があります。指先などの傷口にウナギの血液が触れると激しい痛みや炎症が起き、目に入ると失明する危険性すらあります。だから、ウナギは一般には生魚で販売されていません。ただ、この毒は60℃以上の熱で分解されるため、しっかり火が通ったかば焼きなどは食べても安全ですよ。