電子納品 関連基準について




 電子納品関連基準は、大きく業務と工事について電子納品全般の規定となる要領(案)があり、成果品の種類に応じて要素となる基準(案)で構成されています。これらの基準は、電子成果品を作るための内容の規定や、再利用を目的とした管理情報について記載されています。電子納品を行う上で重要な情報となります。
これらの要領案、基準案は国土交通省 国土技術政策総合研究所のホームページからダウンロードできます。

<電子納品に適用される基準>
土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成16年6月修正
土木設計業務等の電子納品要領(案) 電気通信設備編 平成16年6月修正
土木設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編 平成18年3月修正
工事完成図書の電子納品要領(案) 平成16年6月修正
工事完成図書の電子納品要領(案) 電気通信設備編 平成16年6月修正
工事完成図書の電子納品要領(案) 機械設備工事編 平成18年3月修正
CAD製図基準(案) 平成16年6月修正
CAD製図基準(案) 電気通信設備編 平成16年6月修正
CAD製図基準(案) 機械設備工事編 平成18年3月修正
デジタル写真管理情報基準(案) 平成18年1月修正
地質・土質調査成果電子納品要領(案) 平成16年6月修正
測量成果電子納品要領(案) 平成16年6月修正

<電子納品要領(案)と各種基準の関係>





 土木編における測量、地質調査、設計業務については、『土木設計業務等の電子納品要領(案)』をもとに電子成果物を作成します。『CAD製図基準(案)』や『デジタル写真管理情報基準(案)』、『土質・地質調査成果電子納品要領(案)』、『測量成果電子納品要領(案)』は、納品する成果物により、これに準拠して作成します。図面を納品する場合は、『CAD製図基準(案)』に従って作成します。写真を納品する必要がある場合には、『デジタル写真管理情報基準(案)』に従って作成します。地質調査業務の成果品は『土質・地質調査成果電子納品要領(案)』、測量業務における成果品は『測量成果電子納品要領(案)』に従って作成してください。
工事については、『工事完成図書の電子納品要領(案)』をもとに電子成果物を作成します。業務と同様に成果品の種類によって適用される基準が異なります。打合せ簿などの成果品は、『工事完成図書の電子納品要領(案)』に従います。図面成果品に対しては、『CAD製図基準(案)』、工事写真に対しては、『デジタル写真管理情報基準(案)』が適用されます
 
 電気通信設備編機械設備工事編においては別途測量、地質調査、設計業務においては『土木設計業務等の電子納品要領(案) 電気通信設備編』『土木設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編』。 工事については、『工事完成図書の電子納品要領(案) 電気通信設備編』『工事完成図書の電子納品要領(案) 機械設備工事編』がそれぞれ規定されています。又、図面成果品に関しても『CAD製図基準(案) 電気通信設備編』『CAD製図基準(案)機械設備工事編』が規定されておりそれぞれの該当する要領・基準に従って成果品を作成して下さい。





前の頁次の頁電子納品とは