山鳥坂ダムブログ
鹿野川ダム見学&改造事業現場見学ツアーを行いました。
平成28年5月24日
事業計画課の冨永です。
5月15日(日)の第21回鹿野川湖ドラゴンボート大会に併せて 「ダム見学」&「現場見学」のツアーを実施しました。
まず、ダムの役割や改造事業の目的について説明しました。
続いて、ゲートの操作を行う部屋(操作室)を案内しました。
部屋のモニターには、例えば現在の降雨状況も映し出されます。
操作室のベランダからダムを見ていただきました。
ジェットフローゲートと放水バルブから放流しています。
いつもは上流の河川からダム湖への流入量と同じくらいの量に調節して放流しています。
洪水時は、上のゲートから放流しますが、洪水被害が減るように流入量よりも放流量を減らして放流します。
お待ちかね!ダムの中に入って行きます。
エレベータが無いため、すべて徒歩での移動となります。
ダム見学が終わると、次はトンネル洪水吐工事現場の見学です。
工事の都合上、今回はトンネル内に入ってもらうことは出来ませんでしたが、
呑口部を上から見学して頂き世界最大級のトンネル洪水吐設備を実感して頂きました。
見学会は、ダム&現場見学 3回 、ダム見学 3回 の計6回実施しました。
県内はもとより、遠くは滋賀県からも参加して頂きました。
■ダム説明、改造事業説明 25分
■ダム操作室の見学 5分
■ダム内の見学 15分
■現場(トンネル洪水吐設備)の見学 15分
トンネル洪水吐工事現場を見学して頂いた方に、新たなタイプの改造事業カードを差し上げました。
今後もトンネル洪水吐工事現場を見学して頂いた方には、ダムカードと改造事業カードを差し上げますので、改造事業カードが欲しい方は、あらかじめ鹿野川ダムに見学の申込みをしてください。
見学会のほか、「パネル展」と「ダム湖底堆積土の無料配布」を実施しました。
湖底の堆積土は約100袋、持ち帰って頂きました。
今後も、地域のイベントに併せて見学会を実施していく予定です。
ぜひ、鹿野川ダムにお越しください。