ワークショップの開催趣旨について

　昨年４月１日に社会資本整備重点計画法が施行され、各事業分野において平成１５年度を初年度として、５カ年間での数値目標を示した上で対策を推進することになりました。
　交通安全対策（交通安全施設等整備事業）の分野では、平成１９年までに、あんしん歩行エリア内の死傷事故の約２割を抑止（自転車利用者・歩行者に係わる死傷事故にあっては約３割抑止）する事を目標に、本県では、既に７エリア中、昨年は蔵本・佐古地区において実施し、本年は富田地区の交通安全対策を推進することとなりました。
　このため、内町・新町地区、東富田・西富田地区にご在住の皆様、学校関係者の皆様及び各道路・交通管理者が一体となって地区内の交通安全対策について考えるためのワークショップを設置し、２回にわたり検討会を開催しました。

ワークショップ開催結果

第１回−７月２７日：内町・新町地区、７月２８日：東富田・西富田地区
・交通事故の現状、あんしん歩行エリアの概要、ヒヤリ調査における危険箇所の説明を行いました。
・地元住民の方々から、危険と思われる箇所、望まれる対策等についての意見を伺いました。

第２回−９月２１日：内町・新町地区、９月２２日：東富田・西富田地区
・第１回ワークショップの結果から、具体的な対策箇所、対策案を提案し地元住民の方々に意見を伺いました。
・その結果、内町新町地区において「路面カラー舗装」の色について検討を要するとの課題をいただきましたが、それ以外につきましては、各地区の皆様方の合意をいただくことができました。
・また、対策箇所以外に意見をいただいた住民の皆様方の身近な危険箇所につきましては、関係機関が個別に対応させていただく予定です。

対策の実施について

・合意をいただいた対策内容につきましては、今年度もしくは来年度から１年ないし２年の間に実施していく予定です。
・また、内町・新町地区における路面のカラー舗装化については、今後他の地区におけるカラー舗装の実施状況により舗装の色の検討を行い、合意をいただくことができければ、実施をする予定です。

事後評価について

・対策実施後、成果を評価し、広報等により周知します。

第１回ワークショップ　第２回ワークショップ