大渡ダム／ダムの管理・高水管理

高水管理

台風や豪雨の時、仁淀川流域で水害を起こさないようにするため、一時的にとどめて安全なレベルで放流します。

気象・水象データの収集と警報設備


明神山レーダー観測所		水位観測所
レーダーから発射された電波が雨滴にあたり、エコーとして帰ってくことを利用して降雨観測を行います。		ダム上流と下流に６カ所の水位観測所を設置し、テレメーターで管理所へ水位データを送信しています。

雨量観測所	警報標識	警報所
ダム流域に14カ所の観測所を設置し、テレメーターで管理所へ送信しています。	仁淀川沿いには、看板が設置されており、ダム放流時の注意事項を明示してあります。	ダムからの放流を知らせるために、ダム下流の仁淀川沿いに72カ所設置しています。

入ってくる水（流入量）が増えてきたら、下流域に住んでいる人たちや関係機関に通知してからゲートを開けます。さらに量が増えた場合は、洪水調整を開始します。

クレストゲート異常洪水時にダム天端からの越流を防ぐための非常用ゲートです。

	ホロージェットバルブ発電停止時の利水放水・小洪水調整放流・低水放流時の流量調整バルブです。
	コンジットゲート堤体の中に設置されたゲートで、洪水調整用の主放水設備です。