令和元年12月7日(土)、四万十市立東中筋中学校を会場にこの時期恒例となった「四万十つるの里祭り」(主催:四万十つるの里づくりの会)が開催されました。
つるの飛来が見られるこの時期に、主な飛来地となっている中筋川流域で開催され、今年で11回目の開催となりました。
中村河川国道事務所は、四万十川自然再生事業の内、中筋川流域で取り組むツルの里づくり事業の一環として毎年つるまつりに参加しています。
今年はこれまでの事業の紹介パネルの展示などに加え、高知野鳥の会の皆様にご協力いただき、ツルシアターやツル観察バスツアーを開催しました。
今年は最大で25羽のナベヅルが確認されていましたが11月下旬に姿を見せなくなってしまいました。しかし、つるまつり直前に3羽のナベヅルが飛来し、ツアーではこの3羽のナベヅルを見ていただくことができ、参加者からは「いいものを見せてもらった」「楽しかった」との評価をいただきました。
また、今年も東中筋小学校の生徒が地域の皆さんと作った餅米の販売コーナーは祭り開始前から行列ができる盛況ぶりでした。四万十川自然再生協議会の皆さんも恒例となった野草を使ったお粥を振る舞い来場者をもてなしていました。
これからも四万十川流域の自然を活かした地域の活性化に向け、地域の皆様と協働で取り組んでいきたいと思います。
つるの会によるツルの飛来状況などの紹介 |
バスで移動し実際にツルの観察 |
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高知野鳥会によるツルの解説 |
再生協による野草粥の振る舞い |
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盛況だった小学生による餅米販売 |
毎年恒例のもち投げ |
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