令和元年６月２８日（金）東中筋中学校・小学校の生徒（計１９名）の皆さんとツルの自然体験学習会を行いました。
　この学習会は四万十つるの里づくりの会の皆さんと平成１８年度より継続して開催しているものです。

　毎年、四万十つるの里づくりの会からツルの渡来状況やツルの生態について、中村河川国道事務所から国土交通省の取組について説明した後、今季のツルの渡来に向けた餌場づくりとして田植えを行っていますが、今年は雨のため室内の学習会のみの開催となりました。

　学習会では、昨年度２年連続の越冬が確認されたツルの行動や、そのツルが東中筋小・中学校周辺で過ごす姿が確認されていたことが紹介されました。
　「ツルを見たことがありますか？」という問いかけに対し、「毎年見ています！」との声も聞かれ、これまでの取組の成果がツルの飛来だけではなく、子供達の関心にも繋がっていると感じられました。

　また、四万十つるの里づくりの皆さんが作成した会報が配られると、昨年度の学習会の記事や東中筋中学校を会場に開催されるつるの里まつりの記事に掲載された写真に、先輩や友達の姿を見つけ楽しそうに眺めていました。
　　　　　
　今年の冬も中筋川流域で沢山のツル類が飛来し、越冬してくれるよう、四万十つるの里づくりの皆さん、地域の子供達と連携して取り組んでいきたいと思います。

つるの会による取組紹介		中村河川国道事務所の取組紹介
会報を楽しむ子供達