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第50回四万十川自然観察会が開催されました

2018年10月13日

 10月13日、四万十川の入田ヤナギ林で第50回四万十川自然観察会が開催されました。


 マイヅルテンナンショウは秋になると地上部が枯れて、地下で「球茎」と呼ばれるイモの姿で冬を越しますが、成熟した株の一部は初夏に開花し、秋には真っ赤に色づいた果実が見られることもあります。
 約30名の参加者が色づいた果実がないか探索しましたが、この日は熟す前の緑色の堅く締まった果実のみでした。


 観察後は、翌春のマイヅルテンナンショウの発芽・成長を願いながら、背丈ほどに成長した雑草に苦戦しながらも、結実株を傷つけないように丁寧に保護区の草刈りに汗を流しました。

 

 

春、目印に立てた杭を立て直し探索
 
背の高い草をかき分けて結実株を探索
 

 

探索後は結実株に注意しながら草刈り
 
熟す前の緑色の果実を確認
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