長さ4〜10cm
緑色の一年生の海藻で、植物体が1層の細胞からなるため、「一重草(ひとえぐさ)」といいます。薄くて柔らかく、形はほぼ円形で、成長するにつれて放射状にさけたり、しわができます。
外海から湾の奥にかけての干潮になると干上がるような岩場や木や石の上に群落をつくります。
窒素、リンなどを吸収して水を浄化します。
冬から春にかけて繁茂し、初夏に成熟して胞子をつくります。
ノリの佃煮やふりかけの原料にするけど、生のまま味噌汁に入れてもうまいし、酢の物にしてもうまい。天ぷらは絶品やけん、四万十にきたら食べてみてや。
食品業界で「青のり」と扱われているものは、大きくアオノリ、ヒトエグサ、アオサの仲間に分かれます。薄くなめらかなヒトエグサは佃煮によく使われるなど、それぞれの特徴に合わせて加工されています。スーパーなどで「青のり」製品を見かけたら、パッケージ裏の材料表示をチェックしてみてください。「アオサ」や「ヒトエグサ」など、その正体が書かれてある場合が多いですよ。