しまんとがわ いきもの図鑑

ヒナハゼ

大きさ

全長3~4cm

すがた

体は太短く、色は薄い茶色です。ウロコは大きく、横から見ると数個の黒い模様が並んでいます。オスの口は大きく、メスの口は小さい魚です。

すみか

川の下流域や河口域に生息し、流れが少ない場所の枯れ葉がたまる場所や、草の下によくいます。

何を食べるか

動物プランクトンなど小さい動物を食べます。

この種の一生

繁殖期は7~9月頃で、貝殻や底の平たい石に卵を産み付けます。オスは孵化するまで卵を守っています。他の魚が来ると追い払ったり、卵に新鮮な水を与えるために、背びれと尾びれを使って水を送ったりしています。

味 四万十のおんちゃんの食レポ

食べん。

おさかな先生の雑学講座

体の模様から「イチマツハゼ」とも呼ばれます。成熟したオスは口が大きく発達し、まるで別種のようになります。