全長60～100cm
背側は黒っぽい銀色で、腹側は銀白色です。下あごは、上あごよりも突き出ていています。エラには鋭いトゲがあり、不用意につかむと手を切ることがあるので注意。他のスズキの仲間（スズキ、タイリクスズキ）と比べ、体と尾びれの付け根が高く、幅はやや平たいです。
成魚は主に外海で生活しています。他のスズキの仲間ほど内湾や川には入ってきません。
エビや魚、ゴカイなどを食べる肉食性です。
繁殖期は冬です。小さな子どもは海の波打ち際や、アマモという海草が生育する場所によくいます。
塩焼きや、氷水で冷やした刺身はすごくうまい！！ルアー釣りのターゲットとして、とっても人気があること知っちょった？
スズキ属は互いによく似ていて、体型が微妙なものはよく「マル」（釣人用語でスズキのこと）か「ヒラ」かで議論になります。ヒラスズキは下あごのうろこの列が目立つため、標本にしない場合はここを見れば簡単に見わけられます。