甲幅5cm程度
甲羅は背面から見ると丸く、横前には2つの切れ込みがあります。色は紫色をしており、甲羅やハサミの縁はオレンジ色に彩られます。ハサミは大きく、人が近づくと振り上げて威嚇(いかく)します。
河口の小高い場所やヨシ原内に穴を掘ってすんでいます。夜行性なので、昼間にはなかなか見ることができません。
植物を食べます。主な餌はヨシです。
子どもは海で漂いながら(泳ぎながら)生活していますが、少し大きくなると干潟に戻ってきます。干潟に戻ってきた子どもは脱皮を繰り返して大きくなります。親になった雌は生んだ卵を子どもがかえる(孵化する)までお腹に抱いて過ごし、かえったら海に放します(放出)。
大きくて食べたらうまいかもしれんけんど、たくさん捕れるカニやないけん、食べたことないで。
ヨシの新芽を好んで食べるとされています。挟まれたことはありませんが、ヨシを切り取るための太くて強いハサミ、あれで挟まれると相当痛そうですよね~。