しまんとがわ いきもの図鑑

アカエイ

大きさ

全長1m

すがた

体はひし形で平たく、背は茶色、腹は白色で黄色のふち取りがあります。ムチのような毒針の付いた長い尾があり、刺さるとものすごく痛いうえに、吐き気やけいれん、呼吸困難になることもあります。見つけても捕まえたり、触ったりしないでください。

すみか

河口・海の砂底にすんでいます。砂にもぐって目だけ出している姿もよく見られます。

何を食べるか

貝、カニ、ゴカイ、小魚などを食べます。平たい体で獲物に覆いかぶさってから食べます。

この種の一生

アカエイは卵を体の外には出さず、お腹の中でかえします。妊娠期間は約2.5カ月で、夏に10匹以上の赤ちゃん(幼体)を産みます。

味 四万十のおんちゃんの食レポ

ヒレを干物や燻製(くんせい)にした「エイヒレ」は酒のつまみにピッタリよ!唐揚げにしてもおいしいで。

おさかな先生の雑学講座

四万十川では1990年代まではなかなか採れない魚の代表でしたが、2000年代に入って急に増えだしました。今では場所と時期によっては川を歩くのが危ないくらいたくさんいます。ちなみに、それらは胴の幅25cmくらいまでの若い個体です。