四国河川ニュース《10/13(土)〜10/19(金)》No.12

1.全国初!!四国の治水、利水、環境のため四国河川協議会設立。

〜 新世紀幕開けに相応しい自立に向け 四国から発信 〜

 

四国河川協議会が、平成13年10月15日に徳島市で、四国管内216市町村のうち、194市町村の参加をもって設立しました。
四国河川協議会は、四国の河川関係の整備促進、適正な維持管理への支援及び河川等への愛護心の育成を図るとともに、今後の河川行政の推進の協力体制を確立するため、現在個別の改修要望等を実施している市町村及び河川関係の各要望組織の母体として設置したものです。
平成13年度は、これからの活動のための検討を行い平成14年度から本格的に始動します。
全国初の直轄、補助合同の組織が設立したことは、我々事業者も心強く、21世紀の四国発展に大きく寄与するものと期待しております。
また、同会場で第1回四国治水大会も開催されました。
昭和26年、中四国治水大会が開催されて以来中国地方建設局と四国地方建設局が共同で実施してきましたが地域の特色を活かした施策を展開すること、四国河川協議会が設立されること等をうけ四国単独の治水大会を開催することになりました。


2.10月17日第2回「高知県西南部豪雨災害検討会」開催 (高知県)

高知県と国土交通省四国地方整備局は10月17日、高知市内で第2回「高知県西南部豪雨災害検討会」を開催しました。
今回は、被災した状況等を踏まえ、「河川、砂防、道路」に関して今後どのように復旧していくのかといった具体的な復旧方法等について事務局から提案がなされました。
委員からは「河道整備にあたっての土砂・流木対策の必要性」「各河川の整備水準や方法」などについて意見が出されました。
今後は、地元の意見を聞くとともに、調査・検討を踏まえた成案をとりまとめ、次回の検討会で提案することを申し合わせました。



3.10月23日「山鳥坂ダム建設計画見直し案について(報告)」に係る「山鳥坂ダム建設・中予分水事業見直し案に対する懸念事項」に対する回答書提出 (肱川水系河辺川 愛媛県)

山鳥坂ダムに関係する愛媛県中予地区3市5町の自治体・議会で組織する「山鳥坂ダム建設推進協議会」(会長:松山市長)から10月15日に報告された「山鳥坂ダム建設中予分水事業見直し案に対する懸念事項」について、四国地方整備局は10月23日「同協議会」に回答する とともに、見直し案の受け入れの諾否及び、受け入れられる場合につい てはその取水量を10月末日を目途に回答されるよう依頼しました。

《山鳥坂ダム建設・中予分水事業見直し案に対する懸念事項》

《懸念事項への回答》

 

着工・竣工情報

渡川水系後川において平成11年度より行っている「後川床上浸水対策特別緊急事業」における藤排水機場及び川家排水機場の排水ポンプ設備工事に着手しました。(渡川水系後川 高知県)

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