山鳥坂ダムブログ

建設現場最前線!「~山鳥坂ダムを支える人たち~」#19 新入船橋A1橋台工事編

令和8年9月25日


みなさん、こんにちは!工務課の小川口です。

新入船橋A1橋台外工事の現場へインタビューに伺いました!
橋台(きょうだい)とは、私たちが普段利用している橋を支える土台部分のことをいい、新入船橋A1橋台では、主として鉄筋工事とコンクリート工事を行っています。
重たい橋桁を受け止める役割があるため、前回の現場インタビューで紹介した新入船橋の上部を支える、とても重要な部分であることがわかりますね。
橋台は橋が架かると見えなくなってしまう部分も多いため、今しか見ることができないレアな現場でもあります!

そんな橋台工事の現場で働くプロフェッショナル、株式会社二神組の山下さん、河村さん、上岡さんに、貴重なお話を聞かせていただきました!さっそく、気になる内容をみていきましょう。

《左から、河村さん(現場代理人)、山下さん(監理技術者)、上岡さん(重機オペレーター)》



みなさんのお仕事の内容について教えてください。
(山下さん)工事全般の工程管理から安全管理まで携わっています。

(河村さん)現場での施工管理を担当しています。主に測量管理と写真と現場作業での安全管理を行っています。

(上岡さん)重機オペレーターとして、主にバックホウという重機を使って掘削作業を担当しています。

《新入船橋A1橋台外工事の現場》



インタビュー時は、橋台の底部にあたる深礎杭(しんそぐい)の施工中でした。
深礎杭の直径は5mで深さは17mになる予定です。内部側面にはライナープレートと呼ばれる鉄製の土留めが施されています。

《深礎杭を上から覗いた様子》


《深礎杭内側のライナープレート》

《バックホウ(写真左)とバックホウのアタッチメント(ブレーカー)(写真右)》


バックホウをクレーンで深礎杭の中に下ろし、ブレーカーと呼ばれるアタッチメントで岩盤を叩いて砕き、内部の掘削を進めて行きます。

《クラムシェル》


バックホウで掘削して集めた土を、写真のクラムシェルで上から掴んで深礎杭の外へ搬出します。


仕事を行う上で、気を付けていることは何でしょうか?
(山下さん)この現場では、地元の生活道を使用しているため、 地域の方の迷惑にならないよう配慮するとともに、狭い場所での安全対策を重視しながら、 作業方法などを考えるようにしています。

(河村さん)仕事の早さも大事ですが、丁寧にものを造ることに重きを置いて仕事をしています。

(上岡さん)重機作業は一歩間違えれば大きな事故につながるため、 作業員との距離や合図の確認を常に意識しています。また、地盤の状況や天候の状況によっても 作業条件が変わるため、その日の状況に応じて無理をしない判断を心がけています。


仕事の中でどのようなことに楽しさややりがいを感じますか?
(山下さん)平成8年入社なのですが、自分が若い頃に現場を学んだことと、 今の若い人たちが現場を学んでいることでは、ICTの活用なども含め、やり方がずいぶんと変わりました。違う世代のやり方を混ぜ合わて作業することに悩むこともありますが、そういったところも面白いです。

(河村さん)現場で作業をしていく中で、自分で考えて工夫したことが上手くいった時に、楽しさや達成感を感じます。

(上岡さん)難しい仕事を無事にやり切った時や、計画通りに作業が進んだ時にやりがいを感じます。 重機オペレーターなので、自分の操作で地形が変わったり、形になっていく過程を見られるのが、この仕事の面白さだと感じます。

《A1橋台のICT画像》


このようにICTを駆使して安全に工事を進めています!


この仕事を志したきっかけは何ですか?
(山下さん)母校である高校を当社が建築していたことで会社名を知り、大学生になってからは、 とべ動物園、重信川に架かる多くの橋の下部工事を当社が手掛けていたという話を聞き、 こうした重要なインフラを整えていく仕事にやりがいを感じ、この道へ進みました。

(河村さん)親戚が土木関係の仕事をしていて、将来、土木なら知恵を貸せるからとお誘いをもらい、専門学校を経て当社に入りました。

(上岡さん)高校の時に手に職を付けたいと考えていたところ、担任の先生が当社を紹介してくださり、入ることを決めました。
実際に現場で働きながら技術を身に付けて成長できると感じ、続けていこうと思いました。

《インタビュー中の様子》



この現場で印象に残っているエピソードは?
(みなさん)この現場では、70tのクローラクレーンなどの大型機材を使用しているのですが、 現場へ向かう道路が非常に狭いため、試行錯誤しながら現場に搬入しました。そうした経験は、この現場が終わった後も思い出に残るのではないかと思っています。


熱中症対策はどのようにされていますか?
(山下さん)熱中症対策には力を入れています。作業場の近くに休憩所を設置して、 冷蔵庫に冷たい飲み物を常備しているほか、ウォーターサーバ―も置いています。
また、熱中症対策ウォッチを全員に配布することで、深部体温を感知して危険を知らせるブザーが鳴るため、休憩を取る目安としています。
さらに、屋外にはテントの下にスポットクーラーを設置するなど、こまめな休憩を取りやすい環境づくりに取り組んでいます。

(上岡さん)作業時にファン付き作業着を身に着け、こまめに水分や塩分、休憩をとるように心掛けています。

《休憩所内のウォーターサーバー(写真左)と屋外のスポットクーラー(写真右)》

《熱中症対策ウォッチ》



最近のマイブームやハマっていることは何かありますか?
(山下さん)獅子舞の指導をしており、週末はそれにかかり切りになっています。

(河村さん)サウナに入るのが好きなので、早朝や遅い時間など、人が少ない時間帯を狙って、体を癒しに行っています。

(上岡さん)イカ釣りに行ったり、土日は小学生にバレーボールの指導をしています。


仕事とプライベートのオンオフはどのように切り替えてますか?
(山下さん)家には仕事を持ち帰らないようにしています。

(河村さん)私は常にオンです!😊

(上岡さん)土日はバレーボールの練習試合や大会に参加しているので、それが仕事とプライベートの切り替えになっています。


肱川周辺や南予地域の魅力について教えてください。
(山下さん)この辺りは伝統芸能が盛んな地域で、南予の中でも中予寄りに位置しているため、 中予の文化も混ざっているように感じ、行事やイベントを見ていても楽しいです。

(河村さん)自然が豊かで、自分の地元も自然が多いところなので親しみが持てます。

(上岡さん)私は伊予市の出身ですが、小学生時代が全校生徒8人の小規模校だったため、この辺りの道路と地元の道路が同じような感じで親近感が湧いています。


地域の方へ一言お願いします。
(みなさん)これから工事は橋台本体工事へと進んでいきます。
工事用車両の通行などにより、地域の皆様にはご不便をおかけしますが、細心の注意を払いながら施工してまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。


この度はお忙しい中にもかかわらず、お時間をいただき誠にありがとうございました!
インタビューを通して、橋台のことや、そこで働くみなさまについて知ることができ、 大変興味深かったです。
これからもお体には十分に気を付けて、お仕事を頑張ってください。



※インタビュー協力企業データ
株式会社二神組 愛媛県松山市竹原二丁目1番19号
公式ホームページ
https://www.futagamigumi.co.jp/
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/futagamigumi/?hl=ja

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