山鳥坂ダムブログ

令和7年度 肱川水防工法技術講習会

令和7年4月25日


皆さんこんにちは!工務課の田村です。
4月20日(日)、大洲市若宮の肱川右岸河川敷で行われた肱川水防工法訓練技術講習会に行ってきました!
四国地方整備局の職員の他に、消防団や自主防災会の皆さんとともに、ロープワークや土のう作り、水防
工法等、洪水時の対応方法に関する訓練を行いました。参加者は総勢で134人。大勢の皆さんと一緒に、
技術を学んできました。

ブルーシートの固定等で使用するロープワーク。習った結び方は、「カミククシ結び」や
「もやい結び」など、初めて見るものばかりで難しかったです。


私自身これまで行う機会は少なかった土のう作り。細かいコツをたくさん習得する ことができ
ました。(土は袋の7~8割程度に入れるのがポイントだそうです。また水が入らないよう、
袋の口は隠すように下に折りたたむのがコツとのこと。置き方は「長手積み」といって、長辺が
表に向くように積み、また上下の段を交互に積むことで隙間を少なくするのが重要だそうです。)


水防工法では、簡易的な浸水防止対策を実施しました。作業途中での土のう運びがとても重た
かったです。(写真は、土のうの間に敷き詰める土を踏み固めているところ。)
今回の訓練に参加したことで、災害などの有事の際にしっかり対応できるように学ぶことがで
きました。これからも更なるスキルの習得に励んでいきたいと思いました。

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