山鳥坂ダムブログ

実は最重要人物!?~山ダムを支える人たち~#14 敷水トンネル舗装工事編

令和6年8月29日


こんにちは!工務課の小川口です。
今回は敷水トンネル舗装工事の現場へインタビューに行ってきました!


インタビューに答えてくださったのは吉原建設株式会社 入社2年目の山田さん(写真左側)、
株式会社ガイアートの森さん(写真右側)です。

現在舗装工事中の敷水トンネルですが、昨年の9月末から工事が始まり、今年の冬頃までの
予定で1年以上かけての工事となります。
さて、私たちが普段何気なく利用しているトンネルですが、みなさんは「トンネルの舗装」
について着目したことはおありですか?
実はトンネル内はコンクリート舗装、一般の道路はアスファルト舗装といった大きな違いが
あります。まずはその違いについて詳しく聞いてみました!


【質問1】トンネルのコンクリート舗装と道路のアスファルト舗装ではどのような違いがあ
りますか?
→ コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べて初期費用が高いですが、その分耐久性に
優れており保存がきくため、長期で見ると修復の多いアスファルト舗装よりもコストパフォ
ーマンスがいいそうです。また、コンクリートの「白色」もトンネル内では重要な役割を果
たしていて、アスファルトの黒色に比べると明るく見えやすい、表面温度が上がりにくいと
いったメリットもあります!

上の写真は舗装の仕上げ段階で養生散布機を使用し、養生材を散布している状況と散布後の
様子です。コンクリートの白色がよく分かります。

【質問2】トンネル内は日陰で涼しいイメージですが、この時期の作業は実際どうでしょう
か?暑さ対策など教えてください。
→ 太陽が当たらない分、外よりは涼しいですが作業をしているとどうしても暑いため、夏
場はメッシュ素材の軽いベストを着用しているそうです。
また、作業場近くにジェットファンやクーラーボックスを配置したり、休憩所には塩飴等を
置いていつでも水分と塩分の補給ができるよう、熱中症対策もしっかり行っていると話され
ていました。

ここからは今回の主役、山田さんについてご紹介いたします!
山田さんのご出身は、京都市だそうです。京都はその地形的にも夏場はかなり暑くなること
で有名ですね。そんな暑い夏を過ごしてきた「山田さんにとっての夏」といえば何か、こち
らに来て感じた南予の魅力、休日の過ごし方、仕事の楽しさややりがいについて伺ってみま
した。


【質問3】今年の夏はかなり暑いですが、夏と言えば何ですか・・・?
→ 夏と言えば・・・海!だそうです。山田さんは海が大好きで、昔から夏になると海へ行っ
てサーフィンを楽しんでいるそうです。


【質問4】南予のどういったところに魅力を感じますか?
→ こちらへ来てからは大自然に癒やされる!もともと自然が好きなので、南予の豊かな自
然の中にいるととても癒やされるとのこと。南予民として私も嬉しいです^^


【質問5】休日の過ごし方、リフレッシュ方法について教えてください。
→ 休日の過ごし方としては、普段がトンネルの中での作業なため、大好きな海に行ってリ
フレッシュされているそうです。ただ、こちらには出張で来ているので、なかなかサーフィ
ンまでするようにはならないようです。そこで、愛媛に来てからは海に行っては日焼けを楽
しんでいます!と笑顔で話されていました。是非この夏は愛媛の海を満喫していただきたい
です!


【質問6】最後に、仕事をしていてどのようなことにやりがいや楽しさを感じますか?
→ ひとつの構造物や道路などを仲間と協力して造り上げ、完成するまでの様々な過程を見
られることに楽しさを感じるそうです。また、完成後実際に地域の方々が利用してくださっ
ている様子を見たときは、嬉しさも大きくとてもやりがいを感じますとのことでした。

インタビュー中、山田さんの話しやすい雰囲気と笑顔がとても印象的でした。
まだまだこれから暑い日が続きますが、仕事にプライベートに、暑さに負けず頑張っていた
だきたいです。

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