山鳥坂ダムブログ

地元小中学生と川の生き物で水質調査をしました!

令和6年6月18日


みなさんこんにちは!調査設計課の松崎です。



6月7日および6月10日に肱川小学校6人、河辺小学校3人、肱川中学校17人の生徒に

協力してもらい、河辺川で水生生物調査を実施しました。川の危険性を伝えるために、水難

事故防止講座も調査の前に実施しました。

【写真1:水難事故防止講座(スローロープは届いたでしょうか?)】



水生生物調査は身近な河川に親しみを持ってもらうとともに、水環境への関心を高めるために、

山鳥坂ダムでは恒例行事となっています。



調査は簡単で、生き物によってきれいな水を好む生き物、きたない水を好む生き物がいます。

生き物の好む水質の違いを利用して、水質をⅠ~Ⅳの4段階で評価します。

(指標生物(29種)はこちら)



当日は天候にも恵まれ、絶好の調査日和!

生徒たちからは「何かおったー!」「あっち探しに行こう!」など楽しそうな声が飛び交って

いました。

【写真2:水生生物調査の様子①】

【写真3:水生生物調査の様子②】

【写真4:水生生物調査の様子③】



調査の結果、ヘビトンボやヒラタカゲロウなど、たくさんの生物を捕まえることができました。

捕まえた生き物を確認すると、指標になっている生き物はすべてきれいな水(Ⅰ)ややきれい

な水(Ⅱ)に該当し、河辺川はきれいな河川であると分かりました!

それ以外にもヨシノボリやカワムツなどの魚類、カエルの卵、羽化したてのトンボも捕れて、

生徒たちは大興奮でした!

【写真5:カエルの卵に興味津々】     【写真6:羽化したてのトンボ】

【写真7:分析中(何の生き物か必死に確認!)】



調査を終えた生徒に感想を聞くと、

「思ってたよりもいっぱい生き物がとれて楽しかった!」

「冷たい川に入ってとても気持ちよかった!」

「このままずっと河辺川がきれいなままであってほしい!」



このように生徒からはとても好評で、身近な河川である河辺川や水環境への関心を高めること

ができ、水生生物調査は大成功に終わりました!



肱川小学校、河辺小学校、肱川中学校の皆様、ご協力ありがとうございました。

【写真8:集合写真 ~肱川小学校・河辺小学校~】

【写真9:集合写真 ~肱川中学校~】

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