山鳥坂ダムブログ

実は最重要人物!?~山ダムを支える人たち~#10 見の越トンネル工事編

令和4年8月12日

こんにちは😮

用地課の岸本です!!


 本日は見の越トンネルの工事に携わっている西行建設株式会社の飯干昭博(いいほし あきひろ)さんに工事現場を案内して頂きました。


 僕もトンネル工事を見学するのは初めてで、現場の秘密基地のような雰囲気にワクワクしました😆


 トンネル工事の流れとしてはまず岩に穴を掘り火薬を詰めて爆破し、岩を砕き、円形に整えながら土を掘り出していきます。その後、掘った穴が崩れないようコンクリートを吹き付けます。 そして地盤強化のためロックボルトや防水シートを施工し、型にコンクリートを流し込んで私たちが目にするトンネルの壁ができあがります。最後に舗装や照明設備を設置して完成です。

 ちなみに、山の圧力を受け流すのに円形に穴を掘るのが一番有効で、地盤の弱いところでは床部分にもコンクリートを施工していくそうです。


 現在はロックボルトでの地盤強化、防水シートの施工、最後のコンクリートの流し込みの作業をしているところです。型へのコンクリートの流し込み作業についてはおよそ2日間かけて10.5m進むことができる、時間のかかる作業だそうです。気温などに応じてコンクリートの施工方法を工夫しているとの事です。


 飯干さんは過去に九州新幹線の2400mのトンネル3本に携わった凄い方でした!!

 愛媛県ではじゃこ天や柑橘類が好きで美味しいお店を探すのが楽しみとの事です🎵

 地域の皆様に「ご迷惑をおかけしております。皆様のご理解もあり工事に取り組めております。

今後ともよろしくお願いします。」と一言頂きました(^^)


 飯干さん。お忙しいところ案内頂きありがとうございました。


 また、案内してくださった飯干さんを含め、工事に携わった皆様のおかげで先日トンネルが貫通することができました。完成まではもう少し時間がかかりますが作業されている方の安全とトンネル開通を願っております。


五洋建設株式会社 見の越トンネル工事パンフレット引用

前のページへ 次のページへ