山鳥坂ダムブログ
台風19号の災害復旧支援のため長野県に行ってきました。
令和元年11月1日
工務課の西山です。
国土交通省ではTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)として大規模な自然災害等に際し、
被災自治体が行う被災状況の迅速な把握、被害の拡大防止、被災地の早期復旧等に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施しています。私は10月13日~10月18日までの6日間、台風19号で被害が出た長野県の佐久市及び小諸市へ行きTEC-FORCEの隊員として災害復旧支援を行いました。
土砂堆積により河道から水が溢れている状況
(長野県佐久市)
長野県での被害は千曲川の堤防決壊のニュースがメディアでは取り上げられていることが多いですが、中小規模河川の氾濫被害も出ています。
私の隊の作業は市役所が維持管理している河川の被害状況を把握することがメインとなりました。
河道が土砂閉塞している状況
(長野県小諸市)
河川を数キロ歩いただけでも被災箇所は数多くありました。また、被災している状況で河道を進む必要があるため、前に進むのも苦労する状況でした。
現場の被災状況を把握した後は、市役所の会議室を借りて被害状況をとりまとめ報告書を提出しました。
隊長から小諸市へ報告書を提出している様子
(長野県小諸市役所)
今回の台風19号の被害は広域に及んでおり、被害にあわれた方々へお見舞いを申し上げます。また、国土交通省のみならず多くの方が被災地の復興支援を行っており一刻も早く復興が進むことを山鳥坂ダム工事事務所職員一同、心よりお祈り申し上げます。