山鳥坂ダムブログ
重信川総合水防演習に参加しました。
令和元年5月24日
所長の麓です。
5月12日に重信川で開催された総合水防演習に参加しました。この訓練は、大雨や台風のシーズン前に、地域住民と行政との連携を強化し、地域住民の水防に対する更なる理解を得ること等を目的に四国4県持ち回りで毎年行われています。
自衛隊、警察、消防、NTTや学校関係者など58の機関や市民など約1300人が参加しました。市や町の消防団が、土のう作りや、急流部において水の流れを緩やかにし、堤防、河岸が崩れるのを防ぐ「木流し工」や、土のうで堤防から水があふれることを防止する「積み土のう工」などの水防工法に取り組んでいました。
この他、自衛隊のヘリコプターによる孤立者救助訓練、道路啓開訓練、緊急速報メール(プッシュ型配信)訓練などの避難・救出等に関する様々な訓練も行われました。
今回、私は緊急災害派遣隊(TEC-FORCE)員として、訓練に参加しましたが、洪水等による災害を未然に防止し、被害を最小限に食い止めるためには、市町村等の水防団・消防団の水防活動の重要性を改めて実感しました。
土のう作り
木流し工
孤立者救助訓練
道路啓開訓練