山鳥坂ダムブログ

トンネル洪水吐進捗状況報告

平成30年1月18日

事業計画課の高田です。


今回は鹿野川ダム改造事業におけるトンネル洪水吐の進捗状況をお知らせします。


ダム湖側の呑口部(入口側)では、立坑のコンクリート打設が終わりました。

現在は、立坑内で呑口ゲートの扉体(ゲート本体)の組立や立坑上部で門構(ゲートを吊る門型の柱)の組立を行っています。

その後、2月頃には門構や扉体を動かすための開閉装置の設置も完了し、呑口ゲートが完成する見込みです。

それ以外では、流入水路を造るための水中での掘削を鋭意頑張っています。

呑口部(入口側)3D模型

立坑内の状況(トンネル内よりダム湖側を望む)

呑口ゲート(扉体)組立中(立坑内部)

門構組立中(立坑上部)

トンネル洪水吐の吐口部(出口側)では、昨年の9月末に吐口ゲート設備が完成し、現在は減勢工を造るための掘削を行っています。

前もって造っていた減勢工の一部が掘削とともに見えてきました。

掘削はまだ半分程度ですが、3台の油圧ショベルを使って頑張って掘っています。

吐口部(出口側)3D模型

減勢工掘削状況

トンネル洪水吐の工事は、平成30年度末まで続きますが、地元住民の方にご迷惑をおかけしないよう配慮しつつ、安全に施工していきたいと思います。

また、呑口立坑(高低差約40m)を通ってトンネル内部へ入ることができるようになりました。

(ただし、今の予定では、2月20日頃までしか入ることができません)トンネル洪水吐の見学をご希望の方は、鹿野川ダム管理庁舎(0893-34-2350)までご連絡をお願いします。

前のページへ次のページへ