山鳥坂ダムブログ

本願寺の施餓鬼会に参加しました

平成29年8月17日

事務副所長森田です。


8月8日(火)旧肱川町と旧河辺村の境界付近にある古刹「本願寺」で施餓鬼会が行われました。

お寺の行事は、小学生の頃に地元のお寺にてお釈迦様の生誕を祝う花祭りで甘茶を貰って以来のこと。

施餓鬼という言葉は聞いたことはあるものの、行事を見るのは初めての経験です。

本願寺の施餓鬼会は、戦国時代末期頃に始まり、当時の城主大野直之公や愛宕様、新盆 を迎えた方を供養するため行われているとのことです。

会は、朝9時30分に直之公が使われていた陣太鼓の音を合図に始まったとのことですが、私が到着した10時過ぎには肱川町 や河辺町の内外から大勢の方が参加されていました。

編み笠に ( かみしも ) ( はかま ) 装束の檀家の方による太鼓と ( かね ) を叩いての立ち念仏では、太鼓と鉦の音に身も心も洗い清められるようです。

今日は太鼓と鉦の音が主役、読経は脇役だと松田住職は言われていましたが、太鼓や鉦を叩いての施餓鬼会は珍しいとのことです。

施餓鬼会について調べると、満腹を知らない限りない物欲が「餓鬼」とのこと。

本日の参加により私の物欲も多少は減ったのでしょうか?

立ち念仏の様子

一番右側が直之公ゆかりの陣太鼓

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