山鳥坂ダムブログ
事務所庁舎横の工事現場で無人航空機(ドローン)を用いた 測量(写真撮影)を実施しました
平成29年7月4日
所長の小長井です。
7月3日(月)、当事務所庁舎横の工事現場において、無人航空機(ドローン)による測量(写真撮影)を実施しました。
国土交通省では、測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全ての事業プロセスで、情報通信技術(ICT(Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)))を活用し、建設現場の生産性を飛躍的に向上させることを目的とした「i-Construction」を推進しています。
今回のドローンの活用は、その典型例となります。
ドローンを用いると、従来の方法と比べて、短い時間で、人が立ち入りにくい場所も含めて、効率的に、測量ができます。
風が強いとドローンを飛行させられないため、写真のような風速計で飛行可能かどうか判断します。
人が直接立ち入らなくて良いため、これまで測量に苦労していたような箇所についても対応可能です。
この他、災害時における迅速な状況把握などにも活用できます。
ICTの一例として、今回はドローンを用いてみましたが、この他にもバックホウなどのICT建機を用いた施工や出来形管理などインフラにかかるさまざまな場面での活用が考えられます。
今後、ICTを積極的に活用して、より良い施設をより効率的・安全に整備・運用していければと考えています。