山鳥坂ダムブログ

平成28年度 土器川総合水防演習を見学してきました。

平成28年6月3日

調査設計課の吉岡です。


5月22日(日)、香川県丸亀市垂水町地先の土器川左岸生物公園前河川敷にて開催された土器川総合水防演習の見学に参加しました。

この演習は、土器川における洪水を想定し、国土交通省、香川県、丸亀市など3市4町、消防団を始めとする関係機関や地域住民の参加のもと、水防工法、人命救助、避難等を中心とした訓練を行うことにより、関係機関及び地域住民の水防活動の普及啓発を図ることを目的に実施されたものです。

開会式の様子

土のう作成訓練の様子

杭ごしらえ訓練の様子


演習参加者は、39団体約430人、一般の見学者は約2,000人でした。

この日は天気も良く、少し汗ばむ陽気でした。 見学の方が体験出来るコーナーもたくさん設けられており、私も参加してきました。

降雨体験装置(国土交通省保有)

今回体験出来る降雨で一番強いものである時間雨量180ミリを体験しましたが、滝に打たれているかのような雨の強さでした。傘を差していても足下はびしょびしょになってしまいました。

地震体験装置(香川県保有)


地震体験では昭和南海地震と同じ震度である震度6を体験しました。

体験とわかっていても、いざ揺れ始めると慌ててしまい、机の下にすぐ移動することが出来ませんでした。

ロープワーク体験

ロープワーク体験では、上の写真のような結び方を説明したパネルが設置されており、未経験の者でも、じっくり時間をかければ結べるように工夫されていました。

楽しく結び方の練習をしながら、有事の際に役立つ技術を身に付けられる良い機会でした。


今回のような訓練に参加しているのとしていないのとでは、自分の中の意識が変わってくると思います。

洪水が起こった場合でも慌てずに、適切な行動を取るために日頃からの訓練などに参加することの大切さを感じました。

みなさんも、近くで防災訓練などが開催された時などに積極的に参加されてはいかがでしょうか。

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