天下泰平、五穀成就を祈願して慶応元年(1865)に建立された「東高原の南の地蔵」。以来、昭和30年代までは、毎年縁日には地蔵祭の行事が行われていました。講中の子供達がお金やお米の寄進を求めて家々を廻り、そのお米でつくった小豆粥やそのお金で買った駄菓子をお供えし、参拝者に振る舞うというものでした。
 中止となっていた行事を蘇らせようと、平成8年(1996)から地元婦人会が毎月24日に般若心経を捧げ、地域住民の健康と安全、農作物の豊穰を祈願する地蔵祭を行っています。
◎台座高 2・46m 
◎全 高 3・25m