文化3年(1806)、3月24日に建てられた「国府日開の法光寺前の地蔵」。六角塔の銘文の一部が崩れ落ちているものの、その顔立ちは200年もの時を隔てているとは思えないほどの美しさをしています。
 苔むした台座の上から見下ろす地蔵は、あらゆるものを包み込み、受け入れる懐深い表情をしていました。
◎台座高 1・94m 
◎全 高 2・77m