「桜間の北の地蔵」は、憤怒の形相で火炎を背にする不動明王と、足下に邪鬼を踏みつける毘沙門天が脇侍として祀られている地蔵三尊です。三尊仏への信仰は、母のような慈悲深い救いを地蔵に、父のような厳しさを持つ救いを不動明王と毘沙門天に願うものだといわれています。
 大正5年(1917)に地域住民の手で修繕され、今も供物が絶えることがありません。 
◎台座高 2・19m 
◎全 高 3・27m