第1部 コアジサシデコイ作り
平成20年3月30日、第7回「吉野川現地(フィールド)講座」(コアジサシデコイ作り)を徳島河川国道事務所において、国土交通省、徳島県の共催で実施しました。
開催にあたっては、河川・渓流環境アドバイザーの小林先生に指導員として御協力頂きました。
当日は、徳島河川国道事務所で、吉野川の自然環境の問題点やコアジサシ(環境省レッドデータブック:絶滅危惧U類)について説明させていただいた後、石粉粘土を使ってコアジサシのデコイを作成しました。デコイとは、渡り鳥であるコアジサシの集団営巣の習性を利用し、仲間と思って飛来するように河原に設置する模型のことです。
参加者の皆さんは、熱心に作成してくださいました。
終了後に行ったアンケートでは、「粘土細工を楽しみながら、吉野川の自然に近づけるのでいいと思う。」、「このような楽しい催しにもっと多くの参加者があればと思います。人を集めるのは難しいことですが、上手にインフォメーションしていただいて、できるだけ多くの人に川や環境についての関心をもっていただきたいと思います。」、「子供と楽しみながら参加することができました。ありがとうございました。吉野川を通るときは、コアジサシが来ているか楽しみにしたいと思います。」などたくさんのご意見をいただきました。
第2部 コアジサシデコイ設置
及び野鳥観察
平成20年4月13日、第7回「吉野川現地(フィールド)講座」(コアジサシデコイ設置及び野鳥観察)を吉野川の中州(六条大橋の少し下流)において、国土交通省、徳島県の共催で実施しました。
開催にあたっては第1部でもご指導いただいた河川・渓流環境アドバイザーの小林先生と、河川環境保全モニターである日本野鳥の
会の三宅先生にも指導員として御協力頂きました。
近年、吉野川では木や草がたくさん増えることで、以前よりレキ河原(小石の河原)が少なくなってきており、コアジサシの姿もあまり見られなくなってきています。
そこで第1部で作成したデコイを河原に設置しました。なお、外敵であるカラスや、車の乗り入れ等から、雛や卵の安全を確保する
ために、「河原に小さな土手を作り看板を立てる」、「小さな箱を利用してシェルターを作る」「一日一回、定時にコアジサシの鳴き声を流す」などの工夫をしました。週に一度デコイやコアジサシの様子を観察することも考えています。
また、野鳥観察も行いました。事前に配布した双眼鏡や、先生方にお持ち頂いたスコープを使用し、その日観察された野鳥の種類や数を記録し、吉野川周辺に生息している野鳥を知って頂きました。
終了後に行ったアンケートでは「コアジサシに対する興味が高まりました。多くの個体が吉野川で再び営巣してほしいと思います。」、
「こんなに多くの野鳥が見れると思いませんでした。子供達も鳥を見つけて楽しそうでした。」などたくさんのご意見をいただきまし
た。
今後も、このような機会を通して、吉野川の自然に親しんでいただくとともに、関心を深めていただけたらと思います。
参加者の皆さん!ありがとうございました。 |