議事1:団体ヒアリングの中間まとめ(2)


5.参加の仕組みづくり
いろんなテーブルをつくってほしい。建設省や専門家の位置づけが明確になることが大事。テーブルへの各団体のコミットの仕方、意見がどのように反映されるのかが見えてこないと難しい。
テーブルはオープンにし、当面メンバーを特定しない方がよい。メンバーが成熟すれば、賛成・反対・中立の委員構成で議論を深めることが必要だが、当面は大勢で意見を言いながら知識、理解を深めることが大事。
声なき市民の声を吸い上げることが大切。その方法の研究をしてほしい。
建設省が行政責任を負うのは明確なことで、それにどう参加するのか。建設省の下部機関では審議委員会と同じことになり、独立した機能をどうつくるのかが重要だ。合意形成のための組織づくり、構成メンバーの選考も難しい。実効性のある参加のあり方、仕組みづくりの議論が大事。

専門知識を持った人がいる。両者が認める専門家の裁定が必要。
完全に中立の大学教授や弁護士が複数で運営方式を協議しながら進めればいい。
裁判官(的な人)が必要、やみくもに進めては自己主張に終始する。
もっと知識を深め、知識のある人が集まって今後の進め方を考えるのがベストだと思う。
市民レベルだけの話し合いでは不十分、政策決定に関わる人も加えるべきだ。

実効性のある参加のあり方や仕組みについてもっと踏み込んだ検討が必要と思われます。

6.懇談会に対して

懇談会の活動は、膠着状態を打開する唯一の方法と考え、その存在や活動を評価している。
かわら版や中間提言を見ていると懇談会がよくわかる。懇談会がやっているのは先を考えた唯一の方法だと思う。

懇談会は建設省主導の会と考えている。話し合うには県民中心の無色の団体でなければ。
懇談会は受け入れがたい。私たちの意見が無視されてできた団体である。
懇談会には失礼だが、役割が分からない。

共通のテーブルは、懇談会に参加を求めるのかと思っていた。

懇談会のメンバーが他団体を批判するのは、話し合いの解決の大きな障害になる。

懇談会の提案を評価する見方と、懇談会設置の経緯や建設省との関係で厳しい見方が存在しています。
中間提言の「共通のテーブル」に関する大きな誤解も存在しています。
懇談会メンバーのスタンスや発言についても意見があります。
このような問題を整理する必要があると考えられます。