第十堰問題のいい解決に向けて/―みなさんからのご意見をお寄せください−


 中間提言(案)の構成 提言内容の根拠となるこれまでの懇談会・アンケートで出された意見

1.はじめに



私たちは...

・建設省の計画に賛成の人、反対の人等様々な考えを持っているが解決を願う一般市民有志で構成
・賛成、反対でない別の切り口の解決策を求めて


懇談会の目的

・第十堰を含む吉野川における参加と対話のあり方の検討
・「対話の場」実現に向けた働きかけ


新しい参加の仕組みと多様な選択肢を

・対立を生んだ要因
 ・市民参加の不足
 ・選択肢がひとつしかないこと


まず課題を整理し共有できるテーマから話し合いを

・話し合いのための前提条件も含めた 課題の整理
・共有できるテーマからの話し合い


意見をお寄せ下さい

・たたき台として検討していただきたい
・みなさんからの意見を集約し、中身を充実していきたい

2.これまでに不足
  していたこと


これまでに不足
していたこと

・情報公開や市民参加に問題があった
・市民間の話し合いが不足していた
・多様な価値感の論議がなかった
・多様な選択肢がなかった

3.みんなでいい解決
  をするための新し
  い仕組みに向けて

これからみんなでいい解決をするための課題

・共通のテーブルの実現
・流域市民が参加できる仕組み
・治水と環境・空間価値を融合させる新しい知恵
・多様な選択肢の存在


これまでの計画案づくり

・ひとつの案に対する○と×


新しい計画案づくり

・計画条件の共有
・多様な選択肢からの選択

4.多様な案の受け皿
  や市民参加・
  合意形成の仕組み
  を用意する

市民案をつくる活動に対する現状

・市民案の受け皿や評価の仕組みがなどがない


より「いい解決策」
のために

・多様な案の受け皿や新しい案をみんなで検討する方法を共通のテーブルで話し合う


5.「共通のテーブル」
  のイメージ


「共通のテーブル」の構成と運営/異なる意見が公正に反映される

・賛成、反対の対立の固定化が解決を困難に
・対立的状況を融和する方向を目指す
・公正な意見反映のためのバランスのとれた構成
・公正、中立な第三者による運営や専門家のサポートについて話し合う
・流域全体の意見を反映する参加の仕組みについて話し合う


話し合いの手順/ 現状認識と課題を整理し共有化する方法について話し合う

・課題を出し合い整理 し討論する優先順位を確認する話し合いから始める
・一致点を積み上げ、一時保留した課題に戻るという話し合いの仕方


共通していると思われる部分

・「第十堰の新しい案を市民参加で検討する」という共通点
・「新しい案をみんなで検討するための方法」を話し合う

6.「共通のテーブル」
  で話し合うテーマ


「『多様な案』の前提となる計画条件を共有化する方法」について話し合う

「比較検討するための『多様な案』を用意する方法」について話し合う

「『多様な案』を評価・選択する仕組み」について話し合う

「それぞれの過程に広く流域住民が参加する方法」について話し合う

7.建設省が取組む
  こと/
  問題解決に向けた
  一層の努力を

建設省のこれまでの対応の問題点

・住民意見の把握
・情報公開
・説明責任
・市民意見に対する対応
 ...など


これまでの過程と問題点を整理し問題解決に向けた一層の努力の要請

8.おわりに



みんなで「よりいい案」を考える

・対立の段階から、「いい案」をみんなで考える時期へ
・共有できる条件や多様な価値観を融合した条件をみつけだす


「みんなでよりいい解決」を共通の目標に

・問題解決という共通目標


意見や立場の違いを敵視するのではなくよきパートナーとして

・パートナーシップでの問題解決


みなさんからの意見をもとに

・市民団体や市民のみなさんから意見をもとに「中間提言」をさらに充実させていきたい