少しきたない水(水質階級U)の指標生物
 
コガタシマトビケラ
約1cm
頭の先に小さなくぼみがあるのが特徴で、頭と胸は赤茶色をしている。腹は鮮やかなうす緑色から緑がかった茶色、あるいは茶色などいろいろな色をしている。 コガタシマトビケラ
 
 
オオシマトビケラ
約2cm
頭から胸にかけて固く、うすい茶色である。他は、茶色から緑色でやわらかく、頭の上部の平たい部分が広いのが特徴。
さなぎは石粒などを使って固ためた巣で過こす。
●まちがえやすい生物
シマトビケラとまちがえやすい
オオシマトビケラ
 
 
ヒラタドロムシ
約1cm
体は固く、平たい円形か卵形で、色は黄色か茶色。
足は3対あるが、背の方からは見えない。流れの速い瀬の石の表面について生活している。
ヒラタドロムシ
 
 
ゲンジボタル
約3.5cm
体は黒色で、胸の一番前の節(頭のように見える)に、トランプのスペードの模様がある。ヘイケボタルはよく似ているが、ゲンジボタルの方が大きい。ヘイケボタルでは十文字形の模様がある。 ゲンジボタル
 
 
コオニヤンマ
約3.3cm
体は赤茶色で、薄い平らな広葉状あるいはうちわ状の形をしている。触角もうちわ形。
流れの比較的おだやかなよどみの底で生活している。
コオニヤンマ
 
 
スジエビ
約5.5cm
体にはこげ茶色の模様があり、海水が少し混ざっている汽水域にもすんでいる。
●まちがえやすい生物
ヌマエビなどとまちがえやすい。
スジエビ
 
 
ヤマトシジミ
約2.3cm
二枚貝で、殻は小さいうちは青緑色だが、成長すると黒色になる。
●まちがえやすい生物
マシジミとまちがえやすいが、マシジミは淡水にすんでいる。
ヤマトシジミ
 
 
イシマキガイ
約1.6cm
殻は固く、石についている。主に海水が少し混ざっている汽水域にすんでいる。 イシマキガイ
 
 
カワニナ
約2cm
殻は細く、長い。殻の上部が欠けていることが多い(殻高1.5〜3cm)。殻の表面は黄土色またはこげ茶色で、ザラザラしている。石に付着していることもあるが、砂まじりの川底にいることもある。塩分のあるところにはいない。 カワニナ
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