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「八百屋町西横断歩道橋エレベータ」の部品交換作業について

 平成18年7月28日、20時30分頃から運転を休止していた、八百屋町西横断歩道橋エレベーター(シンドラーエレベーター社製)2基について、より安全性を確保するため、ドアスプリング及びバッテリー等の消耗部品(別紙1一覧表のとおり)交換作業、試運転等を8月5日〜8月7日に実施し、動作を確認のうえ、8月8日6時から運転を再開する予定です。
 なお、阿波おどり期間終了の8月15日までガードマンを配置し、利用者に安心して利用して頂けるよう努めます。
 エレベーター運転休止中は、利用者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしておりますが、もう暫くお待ち頂きます様お願い致します。

  ※運転休止から現在に至る経緯は、別紙2のとおりです。
 
平成18年 8月 4日
国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所
問い合わせ先
   国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所
   TEL 088−654−2211
   副所長(道路)
   岡村(おかむら)環(たまき) (内線)205
   道路管理第一課長
   井上(いのうえ)佳郎(よしろう) (内線)431
   機械課長
   松本(まつもと)司(つかさ) (内線)491

別紙1

交換部品一覧表
No 部  品  名  称
@
インターロックコンタクト
A
インターロックスイッチ
B
かご側ゲートスイッチ
C
ドアクローザースプリング
D
セーフティースイッチ
E
パルスエンコーダー
F
ドアシュー
G
UPS用バッテリー

別紙2 経緯

○7月28日(金)20時30分頃
 ・運転休止。
 ・エレベータ保守会社(東芝、三木忠電機)による動作確認。
 ・結果、異常は確認できなかった。

○7月29日(土)0時15分頃
 ・シンドラー社による詳細点検。
 ・現地でのドア開閉装置等の動作確認では異常は確認できなかった。
 ・主な詳細点検内容は下記のとおり
  @かごの扉スイッチの動作確認、ドア開閉装置の動作確認、ドアインターロックスイッチの確認を行った。結果、異常は確認できなかった。
  Aエレベータ下降中にドアを開け緊急停止するか確認した。結果、緊急停止しドアを閉じようとする力が働くことを確認した。
  B反対側に設置しているエレベータについても同様の点検を行ったが、異常は確認できなかった。

○7月30日(日)
 ・シンドラー社から、基板のメモリー(記録データ)の調査分析の結果が次のとおり報告された。
 ・乗場スイッチ、かごゲートスイッチ、ドアロックリミットのOFF信号がないため、扉開記録のデータはなく、異常は確認できなかった。

○7月31日(月)9時頃
 ・通報者から電話連絡あり

○同日14時頃
 ・通報者に現地立会を要請し受諾される。

○同日16時頃
 ・通報者との現地確認
 ・エレベータ保守会社(東芝、三木忠電機)による動作確認。
 ・結果、異常は確認できなかった。

[参 考]
 *通報者との現地確認事項
  ・エレベータに乗って2階から1階に降りるボタンを押したところ半ドア(1cm位開いていた)の状態となったが、報道されたようなエレベーターが降下することはなかった。
  ・そのままで待っているとドアが開いた。
  ・もう一度ボタンを押すと、同じ状態(1cm位開いていた)で閉まった。
  ・1階に降りないのでしばらくしていると、2階の外に来た利用者のボタン操作にてドアが開いた。
  ・エレベータの調子が悪いことをその利用者に伝え降りたが、その利用者はエレベータに乗ってそのまま1階へ降りていった。