近年、吉野川の河原において外来種であるシナダレスズメガヤ(英名:ウィー
ピングラブグラス)が急激に繁茂してきています。
外来種の中には、在来種の排除による生物多様性の低下や河原の微地形を変化
させるなど、環境面や治水面への問題を引きおこすものも確認されており、シナ
ダレスズメガヤについても同様の恐れがあります。
このため、シナダレスズメガヤの基礎的な資料を得るとともに、河川環境に与
える影響など問題点を把握し、試験的な対策やモニタリング調査などを実施しな
がら、その対策を検討することを目的に「吉野川シナダレスズメガヤ対策検討委
員会」を設置しました。
今回、夏期モニタリング調査を次のとおり実施いたします。
■夏期モニタリング調査
1.実施時期:平成16年7月14日〜23日(予定)
2.実施場所:板野郡吉野町西条地先
(西条大橋上流の河川敷:別図のとおり)
3.実施内容:植物調査、河床材料調査、地形測量
※ 検討委員会の委員による現地調査について
・7月14日9時より検討委員会の委員による現地調査を実施します
・14日の調査は一般公開で行います。
|