踏切対策の推進について

法指定踏切について

　国土交通省では、踏切道改良促進法に基づき、交通事故の防止及び交通の円滑化に寄与することを目的に踏切道対策を推進しております。
　開かずの踏切などの緊急に対策の検討が必要な踏切（カルテ踏切）や地域で課題があると認識している踏切などについて、令和3年度に改良すべき踏切道として、全国649箇所（R3.4：93箇所、R4.1：63箇所、R4.12：85箇所、R6.1：408箇所）の指定を行いました。
　これらの箇所においては、法の規定に基づき、立体交差化や拡幅等の対策に加え、周辺迂回路の整備などの面的・総合的対策や踏切道のバリアフリー化など、地域の実情に応じた幅広い踏切道対策が検討・実施されることとなります。
　管内では、29箇所（徳島県 7箇所、香川県 11箇所、愛媛県 11箇所）が「法指定踏切」となっています。

緊急に対策の検討が必要な踏切（カルテ踏切）について

　踏切の交通量、事故発生状況等の客観的データに基づき、開かずの踏切などの緊急に対策の検討が必要な踏切（カルテ踏切）として、全国1,336箇所を抽出しました。（令和3年9月末現在）。
　管内では、12箇所（徳島県 1箇所、香川県 5箇所、愛媛県 5箇所、高知県 1箇所）が「カルテ踏切」となっています。

管内 カルテ踏切

R6.1末時点 （箇所）

都道府県
		開かずの 踏切	自動車 ボトルネック 踏切	歩行者 ボトルネック 踏切	歩道狭隘 踏切	通学路要対策 踏切	事故多発 踏切	移動等円滑化 要対策踏切
徳島県	1		1	1
香川県	5		3					2
愛媛県	5		2	1		1		1
高知県	1		1

カルテ基準別の箇所数は、重複している箇所があるため、各値の和とカルテ踏切の総数は一致しない。

カルテ踏切の一覧と各カルテの閲覧はこちら（更新中）

法指定踏切およびカルテ踏切の進捗状況について

　緊急に対策の検討が必要な踏切（カルテ踏切）については、全国の鉄道事業者と道路管理者が連携により、踏切道の諸元や対策状況等をまとめた「踏切道安全通行カルテ」を作成し、定期的に更新することで、進捗状況や取組の成果等の「見える化」を進めていくこととしました。また、令和3年以降に新たに指定された踏切道についても「地域課題踏切カルテ」として追加作成し、併せて「見える化」を進めます。
　管内の法指定踏切およびカルテ踏切の進捗状況は次の通りです。表の下の『カルテの閲覧はこちら』をクリックすると、対象一覧から各カルテを参照できます。

四国地方整備局の取組情報

踏切道対策への取り組みについて、ご紹介します。

• 踏切安全通行カルテの公表について（H28.6時点）
• 踏切道内のバリアフリー化により、安全確保を図ります！ ～高松市内で、踏切道内に視覚障害者誘導表示を設置～ （R5.2.10）
• 踏切道のバリアフリー化による安全確保について ～踏切道内に設置した誘導表示を体験していただきます～ （R5.2.20）
• 踏切道内のバリアフリー化により、安全確保を図ります！ ～松山市内で、踏切道内に視覚障害者誘導表示を設置～ （R5.2.22）

四国地区踏切道改良協議会　合同会議

最新の設置要綱を掲載しています。

• 四国地区踏切道改良協議会　合同会議設置要綱（R6.3.5）

• 「令和2年度 四国地区踏切道調整連絡会議」の開催について
• 「令和3年度 四国地区踏切道改良協議会合同会議」の開催について
• 「令和4年度 四国地区踏切道改良協議会合同会議」の開催について
• 「令和5年度 四国地区踏切道改良協議会合同会議」の開催について

参考情報

• 踏切対策の推進HP（国土交通省）
  踏切道対策の概要、用語等については国土交通省 踏切道対策HPをご参照ください。
  ・踏切道改良促進法について
  
• 報道発表資料（国土交通省）
  ・改正踏切道改良促進法に基づき、改良すべき踏切道について第一弾指定を行いました。(R3.4.13)
  ・災害時の管理の方法を定めるべき踏切道を初めて指定しました。(R3.6.30)
  ・改良すべき踏切道 63箇所を新たに指定し、踏切道対策を進めます。(R4.1.21)
  ・災害時の管理の方法を定めるべき踏切道を追加で指定しました。(R4.7.29)
  ・改良すべき踏切道 85 箇所を新たに指定し、踏切道対策を進めます。(R4.12.16)
  ・災害時の管理の方法を定めるべき踏切道を追加で指定しました。(R5.8.23)
  ・道路の移動等円滑化に関するガイドラインを改定しました ～踏切道での安全対策～(R6.1.15)
  ・改良すべき踏切道 408 箇所を新たに指定し、踏切道対策を進めます。(R6.1.18)