三坂道路はこんなところ
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三坂道路の地形・地質

道路づくりは地形、地質の状況によって、工事の難易度が大きく変化します。
松山市久谷町大久保から南方を望む
地形 三坂道路は山岳道路であり、ほぼ全線が急峻な地形となっていることから、この地形を克服するため、トンネルや橋梁、補強土壁という技術を使いながら、道路づくりを進める計画となっています。
地質 地質状況を調査するために、現地踏査やボーリング調査を行います。ボーリング調査では、実際に20~30mも地面をくり抜いて土や岩盤を採取します。様々な種類の岩石を相手にする土木の仕事は、地球の営みを感じることが出来る仕事だと言えます。
ボーリング

三坂道路の地層

流紋岩-りゅうもんがん-

石鎚山系の溶岩が固まったもの。
乳灰色を示し、縞模様を呈するものが多い。

凝灰角礫岩-ぎょうかいかくれきがん-

火山灰や火山岩塊などの火山破屑物が固まったもの。

礫岩-れきがん-

河床などに分布する砂岩や片岩などの礫が蓄積して固まったもの。

緑色片岩-りょくしょくへんがん-

塩基性火成岩や塩基性凝灰岩などが強い圧力や熱を受けて変化したもの。そのため片理面と呼ばれる平行な面が発達している。

安山岩-あんざんがん-

石鎚山系の溶岩が固まったもの。黒灰色を示し、ハンマー等で叩くと金属音を発する。

三坂道路の地層
新生代
第三紀
石鎚層群 流紋岩
石鎚層群 凝灰岩・
凝灰角礫岩
古~
中生代
久万層群 礫岩・砂岩・
泥岩
三波川結晶
片岩類
緑色片岩・
黒色片岩