四国山地砂防
砂防事業

私たちは、四国の各地で砂防・地すべり対策事業に取り組んでいます。
■ 管内の主な砂防事業 ■
砂防事業位置図 吉野川中流域 吉野川上流域 重信川流域

重信川流域
愛媛県重信川荒木谷
愛媛県重信川荒木谷 ←重信川
重信川流域
(愛媛県重信町・川内町)
昭和18年、20年の大洪水による土砂の流出をきっかけとして、美しい自然、地域の人々の命と財産を守るために昭和23年より着手、現在までに砂防ダム76基、床固、流路保全工は14ヶ所完成しています。


吉野川上流域
早明浦ダム 吉野川上流域
(高知県本川村・大川村・土佐町・本山町)
昭和50年の台風5号、6号、昭和51年の台風17号の災害などで山くずれが多く発生、周辺地域が災害に見舞われた上、早明浦ダムへの濁水が問題となりました。これらを防止するため砂防ダムの建設や山腹工の整備など昭和54年4月より実施、現在までに36基の施設が完成しています。


吉野川中流域
赤根川 吉野川中流域
(高知県大豊町・徳島県東祖谷山村・西祖谷山村・池田町)
この地区は昭和40年の台風28号の降雨により祖谷川流域(大西地区)では12万m3もの地すべり性の大崩壊をはじめ祖谷川、南小川流域でも各所で崩壊が発生しました。

水系全体に及ぼす有害な土砂の流出を防ぎ、下流地域へのたくさんの土砂の流出や土石流を止めるために昭和46年4月より着手、現在祖谷川で71基、南小川で32基の施設が完成しています。
大規模な地すべり地であるとうじ山をもつ赤根川流域は、崩壊、地すべりが多く、その上吉野川との合流点付近には国道32号線、JR土讃線と隣接しており、これら主要路線を土石流、地すべり、がけ崩れなどの土砂災害から守ることも含め、昭和53年4月より着手、現在までに4基の施設が完成しています。

河川事業の概要 砂防事業 地すべり対策事業