香川大学危機管理研究センターでは、南海トラフの巨大地震及び地球温暖化の影響による大規模水害や土砂災害による大規模かつ広域的な災害発生を想定した四国地震防災基本戦略等の推進を目的とした地域継続計画(District Continuity Plan:DCP)を策定等するために「香川地域継続検討協議会」を設立し、現在活動しています。
土器川周辺の中讃地区においては、「土器川における大規模水災害に適応した対策検討会」を設立し、「香川地域継続検討協議会」と連携して、水災害に適応した強靭な社会づくりの方向性を示した「とりまとめ書(案)」を平成25年度に作成しました。
平成26年度には「土器川における水害に強いまちづくり検討会」を設立し、「香川地域継続検討協議会」と連携し、土器川(中讃地区)をケーススタディとして、大規模河川氾濫が発生した際の被害想定や具体的に実施すべき対策検討を目的とするとともに、香川県内の各自治体における“水害に強いまちづくり”のためのアクションプラン【行動計画書(案)】を作成しました。
平成27年度では、「土器川における水害に強いまちづくり検討会」を引き続き開催し、「香川地域継続検討協議会」と連携し、モデル地区を対象とし、関係機関等に加え地域住民の意見を踏まえた住民目線の災害警戒期におけるタイムライン(案)の検討を行うものです。
なお、土器川(中讃地区)をケーススタディとした検討結果については、香川地域継続検討協議会に提出するものとします。 |