土器川の過去の水害 (1)

■土器川における主な水害の歴史

土器川は、流路延長の短い急流河川のため、洪水が激流となって流れる暴れ川として知られ、藩政時代から水害の記録から、増水のたびに地域に被害をもたらしてきました。
大正元年9月の洪水では、各所で堤防が決壊し、川沿いの家屋や耕地の流失・浸水、さらに死傷者を伴う甚大な被害が発生しました。
戦後は、河川整備の進捗とともに、堤防の決壊を伴う甚大な被害は発生していませんが、増水のたびに河岸侵食や護岸崩壊などの被災が各所で繰り返し発生しています。また、近年の平成16年10月の台風23号による洪水では、戦後最大規模の流量を記録しています。

表:藩政時代~昭和初期の主な洪水一覧
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表:戦後以降の主な洪水一覧
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※戦後以降の被害状況欄
(1)「土器川」:土器川国管理区間の被害
(2)「県下」:香川県全域の被害
(3)「支川」:土器川の支川はん濫の被害

土器川の過去の水害 (2)
■土器川における主な洪水と治水沿革
※被災状況は、水害統計、高水速報、新聞より整理



土器川の過去の水害 (3)

■堤防決壊によるはん濫の全国事例

堤防決壊した大規模水害の全国事例を紹介します。

「洪水氾濫時に起きていること」(PDFファイル 1.32MB)