電子納品の 協議事項・注意事項



■電子納品に関わる協議事項

 以下の表は、各基準から「協議する」という記述を抜粋したものです。

No.基準page内容
1CAD製図基準5図面の大きさについて
211ファイル名一覧にないファイル命名について
3 11 ファイル名の整理番
412 作業レイヤの取扱いについて
517CADデータ中の文字でJISコードに規定されていない単位記号を利用する場合)  
621サブフォルダの利用について
7デジタル写真管理情報基準6撮影モードについて
88画像の編集
(写真の信憑性を考慮し、写真編集は認めない)
9土木設計業務等の電子納品要領案10オリジナルファイルを作成するソフト及びファイル形式
1011

ファイル間でリンクや階層を持った資料の場

1111拡張子が4文字以上のファイルの場合
12 15 納品用電子媒体について
1320電子化が困難な資料の取り扱い
14 工事完成図書の電子納品要領案 17 ファイル間でリンクや階層を持った資料の場
1517拡張子が4文字以上のファイルの場合
1617オリジナルファイルを作成するソフト及びファイル形式
17 20 納品用電子媒体について
18 24 特殊文字の使用
1925電子化が困難な資料の取り扱い
20-OTHRSフォルダの取扱い


協議事項は受発注時に発生する場合と、作業の進捗とともに発生する場合があります。
協議事項については、電子納品運用ガイドライン(案)及び、現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)に幾つかの取り決めが記載されています。
■電子納品における注意事項

・電子納品の品質について
 管理ファイルの各種取り決めも含め、フォルダ名、ファイル名の取り決め、成果品の内容、作り方など、多くの電子納品の要求事項があります。納品時には将来に有効な情報を継承するために、検査により要求事項に適合していることを確認しますが、協議など品質に影響を及ぼす内容もあり、受発注者相互の協力によりで品質を確保する必要があります。

・管理ファイルの作成について
 管理ファイル(XMLファイル)は、成果品の共有・再利用を円滑に行うための情報です。従って、さまざまな制限が決められています。各データの、内容、文字数、データ表現、入力の必要度などですが、注意を払って作成する必要があります。データ表現については、半角指定、全角指定、全角文字・半角英数字、など項目によって全て決められています。このような表現を正確にデータに反映して管理ファイルを作成する必要があります。



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