四国地方整備局TOP記者発表>堤防点検(06.09.28 河川部)                      

記者提供資料
 
河川堤防の詳細点検結果等について(中間報告)

 河川堤防は、長い歴史の中で順次拡築されてできた構造物であり、時代によって築堤材料や施工方法が異なるため、堤防の強度が不均一であり、しかも、その分布が不明瞭であること、基礎地盤自体が古い時代の河川作用によって形成された地盤であること等から、洪水時の浸透による破堤の危険性を有しています。また、既往の被災事例をみても、計画高水位以下の洪水でも漏水など構造上の課題となる現象が数多く発生しています。そのため、堤防の浸透に関する安全性の点検を緊急的に行うこととしました。

 四国地方整備局では、平成14年7月にとりまとめられた「河川堤防設計指針」等に基づき、河川堤防の浸透に関する安全性の照査を実施していますが、この度、平成17年度末における点検結果の中間とりまとめを行いましたので報告します。

 今後は、平成20年度末までに詳細点検を完了させるとともに、安全性が不足する区間については、堤防強化対策(ハード対策)を積極的に推進します。

 なお、堤防強化対策(ハード対策)については、長期間を要することから、併せて、日常及び洪水時点検の強化等のソフト対策についても積極的に推進します。
 
 
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平成18年9月28日
四国地方整備局
 

問い合わせ先
国土交通省四国地方整備局
TEL 087-851-8061
河川計画課長 舘健一郎(内線3611)
河川管理課長 嘉田 功(内線3751)

 

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