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| 吉野川は四国ではもちろん全国でも有数の大河です。本流の長さは１９４km、流域の面積は３７５０平方kmにもなり、流域では多様な生き物たちの豊かな生態が息づいています。川は、その流れの中だけで生態系を形成しているのではありません。周辺の陸地を含めた流域のさまざな生き物たちが互いに結びつきながら、全体の豊かな自然環境をつくっているのです。陸と水の混じりあう場所だからこそのすばらしい自然が吉野川には残っています。平成３年度から行なわれている「河川水辺の国勢調査」に基づいて、ここでは、魚類、鳥類、小動物、昆虫類、植物、それに水の底に住んでいる貝やエビ、カニなどの底生動物を紹介していきます。 |
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