「共通のテーブル」の障害となるものは? |
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私たちは、第十堰の問題解決に向けて様々な立場の市民団体などが参加する「共通のテーブル」が必要と考えていますが実現しておりません。「共通のテーブル」を設ける上で何が障害になっているとお考えですか? |
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テーブルにつかない団体がある |
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可動堰反対グループの代表者は、可動堰案を撤回しない限りテーブルには着かないといっている。(中略)これが最大の障害となっているように思われる。(個人) |
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与党勧告の「白紙」の解釈の違い |
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政府与党3党の吉野川第十堰改築事業についての勧告の『白紙』という文言の解釈において、その不明瞭な表現ゆえの各団体の意識に大きな差があること。 |
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無関心な人々が多すぎること |
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賛成派、反対派等言っている間は難しいと思う。吉野川に沿って住んでいる人の無関心が多すぎる様に思う。自分のことだと認識させる方法が課題だと思う。(個人) |
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これまでの建設省の対応 |
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これまでの建設省の対応は不誠実であり、可動堰化を押しつけるものであった。「共通のテーブル」を言う前に、建設省の官僚的対応に対する反省が必要である。 |
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各団体が今までの運動の歴史を守ろうとしている |
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第十堰改築計画で、可動堰に反対、賛成の方、それぞれが今までの運動や歴史の経過を守ろうとすることによって共通のテーブルに参加できないことであるから、一旦、今までの経緯は経緯として、まさにしきり直し、ゼロからのスタートという新しい認識を持ってテーブルに参加するという考えになっていないこと。 |
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建設省の設定する「共通のテーブル」への不信感 |
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過去の第十堰審議委員会の実績に照らし、建設省の設定する「共通のテーブル」が、真に市民の意見を反映しうるものであるかどうかについて、重大な疑念や不信があることが、最大の障害であると考える。 |
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